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今年の手帳行脚


この間、遅ればせながらようやく気にいる来年の手帳が見つかりました。今回もあいかわらずあらゆるところで何度も売り場を右往左往しつつ、気持ち悪くなるまで手帳を見まくり。怪しい人以外の何者でもありません。毎年、だいたい4、5冊手帳を買ってしまいます。理由は単に手帳ヲタであるということと、飽きるからです。はっきりいって途中で手帳を変えると今までの予定がすぐ検索できないし、いろいろ不便なんですがそれでも飽きるんでしょうがないです。私の手帳選びのポイントは「表紙と外観、全体のイメージ」「サイズと重さ」「紙質・紙色・中身の罫線の色使い」「マンスリー+ウィークリーのページ構成」「情報ページ構成」「企画モノ」あたりで、毎年コロコロと変わる自分のニーズとふところ具合とその日の気分で検討した上、でもときどきそういうのとまったくかけ離れたやつをあえて買って、しかしそれも案外気に入って使ったりします。先日見つけてさっそくがまんできず使いはじめてるのが、写真のデルフォ2008版10月はじまりのやつです。来年版は、すでに購入してるほぼ日に続いて2冊め。ほぼ日は毎年使わないけど購入してます。コレクション用。自分にとっては使い勝手がどうもいまいちなんで…。

以下、今年のポイントを自分の覚えのために書きとめさせてもらいます。

・表紙と外観、全体のイメージ
見た目すてきなやつはもう飽き飽きなので、今年はできるだけバカっぽいか、オヤジくさいかどちらかにしようと思い、結局オヤジくささをとりました。今年こそ、昔うちのおじいさんが持っていて、大人っぽいなと思ってうらやましかった小口と天地が金色の加工がしてあるやつにしたいと思い、手帳の高橋か能率手帳でと考えていたのですが、デルフォにあっておどろき。ちょっと私にはみばえおサレすぎだけど、辞書っぽいし見ようによってはおやじの匂いもあり、よいです。あと、ペンホルダーがあってしかるべきだと思ってるので、これもよかったです。しかもこのデルフォのペンがものすごく書きやすくてすばらしい。

・サイズと重さ
今年最後につかったエルガール年間購読おまけでもらったクォヴァディスのビソプランがことのほか使いやすかったので、今度はさらにめちゃくちゃ小さいやつ&軽いやつをと、スケジュール機能は無視して博文館のちびちびダイアリーを買おうと思ってたんですが、実際小さすぎると書くのが難しいし、簡単になくしちゃいそうだし、メモとかある程度ないとやっぱり不便ということで、適度な大きさと重さのやつを。このパイロットの縦開きも購入予定。

・紙質・紙色・中身の罫線の色使い
これは毎年変わらないところ。紙はちょっと黄色めのやつが目にやさしくて好きです。紙質はやわらかすぎなくて、万年筆で書いても裏写りしないやつ。罫線は色が濃すぎなのは見にくいのでちょっと薄めの。でも薄すぎると手帳オーラが薄い感じがして、こっちもやる気がなくなるのでほどほどの濃さのやつで。

・マンスリー+ウィークリーのページ構成
毎年コロコロ好みが変わる部分です。昔はバーチカルとか仕事できる感じでかっこええ!と思って、使ったりもしてましたが、これ使いこなせる人ってちゃんと万年忙しい人ですよね。私のような局地的に忙しいだけの基本ヒマ人には向かないことがよくわかりました。ただ、私の場合仕事が2種類あるんでそれとプライベートをどう分類するかが課題で、今年後半はビソプランのマンスリーのみで書いてたら、ごちゃごちゃに…。iCalも併用してたんで、そっちの分類でなんとかなってた感じです。なので、来年からはマンスリーのページにプライベート+音楽講師の仕事、ウィークリーに本業のライター仕事を細かく書くパターンに戻るつもり。ブロック型マンスリーのブロックの中に罫線が入ってるか、上下にわかれてるやつが本当はいいんで、今後またそれで気に入るやつを探すつもり。

・情報ページ構成
過不足なしが基本。いらんもんはいらんけど、ときどき眺めて楽しいのはあってもいいしなあとその時の気分で決めてます。

・企画モノ
基本実用性無視でこれも楽しさで買ってしまいます。「適当手帳」の使えなさ加減はよかったですよね。今年気になってるのはラジオ深夜便日記手帳 2008年版 (2008)です。ラジオ深夜便よく聴いてるし、手帳のデザインも中面の書体とかも落ち着いた感じがいいです。マンスリーのところに今日歩いた歩数とか書くところもあったり。あと、仕事で「ワークライフバランス」について記事を書いてたときにこんなん見つけました。ワーク・ライフ・バランス手帳2008。これはワカホリックな人が生活を見直そうってやつだから、わたしにはあまり関係ないか…。

本当はこうやって悩むのが、自分好みのこれはという1冊を見つける旅であるのが普通なんでしょうが、自分の場合は一生悩み続けたいというのが本音です。なので本当に気に入るやつが見つからないといいなと思います。なんというあまのじゃく。

でもたぶん自分の生活が変わると、合う手帳も変わるのでしょう。手帳探しこそ、わが人生と思い、これというのを決めないで生きるのも生々流転という感じでこれまた楽しであります。